オーストリアの片隅で

オーストリア人と日本寄りの生活 in NÖ

オーストリアでのワーホリ(ワーキングホリデー)を申請する方や

国際結婚等考えている方や、将来移住を考えている方たちの参考に

なるような情報を発信が出来るようゆるく更新していきます。

【準備書類編】オーストリアで日本の運転免許証書き換え

あれれ~?オーストリアで運転免許証って必要かな~?(コナン君)

 

 

ウィーンみたいな都市にお住まいの方々なら車がなくてもバスや地下鉄、路面電車など移動や生活に支障は出ないと私は思います。(遠出するなら話は別ですが)

それに近くに絶対スーパーありますからね!

 

ただし!田舎は!

 

もう運転免許証必須です!!(断言)

 

最初は私も多分あって困らないだろうな~程度に甘く見て国外運許可証を日本で発行してもらっていました。

 

sara0610.hatenablog.com

 さほど運転はしなかったにしろ、何かと必要です。

家から5km離れたところに最寄りのスーパー(5kmって最寄り?w)があります。

一度天気が良かったので重い腰を持ち上げてなんと徒歩で散歩がてら買い物をしに行きました!!水筒をリュックに入れてもはやピクニック気分(笑)

12時に出発して帰ってきたのはなんと16時30分。。。

 

車だとあっという間なのに、歩くとこんなに時間かかるのか。意外と高低差あったぞ。そして、リュックだと重たいもの買えない。。。田舎だから歩道がないので車道を歩くので危ない。そこからようやく車を練習することにしました。

 

田舎といえども平均時速は70km~100kmです。嘘ではないです、しかも高速道路じゃないです。国道ですら看板に70のマークがあります(笑)

正直こんなスピード出すって私には怖すぎる。。。

それに主人の車はMTです。慣れない環境の中なんとかスーパーまでは、一人で運転できるようになりました。

そうこうしていたら、あっという間に国外運転許可証の期限が切れてしまいました。

人間って無いものねだりですよね、あれば使わないのに無いと無性に不便に感じる。

 

主人の運転で大丈夫、免許証は散々要らないとか言っていた私は愚かでした。

あれだけ何回も日本国大使館に行ったし同時申請も可能だったのに、なぜ運転免許証抜粋証明を貰わなかったのか!!!

申し訳ない気持ちで一杯な中大使館まで運転してもらいました。。。

オーストリア(ウィーン)で運転免許を取得!日本の免許からの書き換えについて丁寧に解説します | スメミヤ

 

私はこちらのサイトを参考に切り替えの準備をしました。

ウィーンの情報なので私が住むNÖとは少し違う部分もありますが、必要な書類は大体似ていました。

最初に、Bezirkshauptmannschaft(通称BH)に運転免許証の切り替え申請のお願いの電話を入れます。必要な書類を教えてくれたり、次のアポイントメントの予約をしました。

そこで指定医師も何件か教えてくださりました。

 

  • 日本の運転免許証
  • パスポート
  • 写真(パスポートサイズ)
  • 運転免許証抜粋証明書(日本大使館で16€で作成してもらいます)
  • 視力検査の結果表(街の眼鏡屋でなんと無料でやってくれました)
  • 警察指定医師の診断書(35€そして3時間近くかかった。。。)
  • 60.50€(運転免許証切り替え料金)

 

まず、聞いて下さい!!

警察指定医師の診断書を貰うのに、役所が教えてくれた医者全部に電話したのですが全部断られました!!!何でやー!!おかしいじゃろー!!

BHが言うてんのに何で断るん?「うちはやってないわ」とか、「ここならやってくれるかもよ?」って4件くらい断られました。1件は私がかかりつけ医として行ってたHausarztだったのに、行かない間に廃業してました(泣)

てか、健康診断するのにたらいまわしするオーストリアなんなんや!(怒)

 

たらい回しの結果6件目でようやくアポが取れて9時30分に予約が取れて一安心です。

 

健康診断の前に近くの眼鏡屋さんに視力検査してもらいました。

当然のことながらこちらもアポを入れて予約して行きました。

運転してくれた義父はついてきてくれず一人で店の中へ。

アポを入れた〇〇ですがと言うと、紙に生年月日と名前を書くよう言われます。

むしろ向こうが私の名前を書けなかったので、自分でやってってことでした。

そして私の眼鏡を渡して度数をはかってもらいます(多分)

 

こっちに来て、と案内されオーストリアで初めての視力検査です!どきどき!

 

日本と違うのは〇の開いてる向きではなく、アルファベットです。

そしてモニターに映っているのを鏡越しで見ます。反転ってやつ。

私の正面は鏡。私の後ろにはモニター。ややこしいな!モニターを前にすれば鏡いらんやん!って一人で突っ込みをしてたら、はいこれは何?ってアルファベットを指されます。

順調に読み上げていたつもりでしたが、Nnn-??って言われて、どうやらペンで指しているものとは違うアルファベットを読んでいるそう。

普通ペン先の上にあるのを読むのが普通だと思ったら、その人はペンで指してる下のことだったらしいのです。

 

 

ええっ、、、普通上じゃないん?

しかもJとかYのイプシロンとかヨットって言うの間違えてみるみるうちに私の視力は悪いものになっていきました(笑)ドイツ語のアルファベットいまだに慣れん。

それに段々下にいくにつれて文字が小さくなるんですが、小さい文字とお姉さんが棒で指しとるの被って見えん・・・!!!

 

 

Ich weiß nicht…(お前のペンのせいで)

Na gut!(Gutじゃねーし!)

 

全て終わって、まぁ大体書類って10€くらいかな?って値段を聞くと要らないわ!って言われて、うわっ幸先いいじゃん!(あれだけ文句言ってたのに)しかも10分くらいで終わったし!この調子で次は健康診断よ!と9時30分ですが、早く終わったので9時に病院に到着。

 

ここでも義父は来ず一人で。予約してます〇〇ですと伝えたらハイハイと色々書いてある問診票を渡されます。

 

 

うわっ、全部ドイツ語。。。

Google翻訳のカメラ入力で読んでみると、なるほど、これすべていいえ系のやつやな。

・過去に発作が起きたことはあるか?

・常に飲む薬はあるか?

・持病はあるか?

・意識を失ったことあるか?

みたいなものなので全てにNeinを入れてサインして提出。

数分後、こちらに来てっと言われて身長と体重を図ります。

普通身長って裸足または靴下でやるのが一般的だと思われたのに、私スノーブーツのまま測ってなんと普段より3㎝アップでした!ラッキーw

ってことは体重もさることながら、外は吹雪でいつもより厚着していたせいで2㎏増。。。

これは許し難い事実。いや、実際は2㎏も重くないよ!って思い昨日素っ裸で測ったときは4〇㎏だった!!って必死に訴えて、体重はオリジナル、身長はかさ増しする理想体型に('ω')

最後に血圧を測って終了。

 

終わって、椅子で待っててという指示。待つこと30分。

受付は電話が鳴りまくり、患者は変わる変わる入っては出て行き。

 

そもそも私終わってるの?よくわからんけど聞くべき?悩んでるとドクターに診察室に呼ばれます。

 

パスポートを出してと言われて提出。脈も図られる。パソコンで健康診断書のフォームにパスポートの番号を入力。

PS1234567みたいな番号だけど、PS123456789あからさまにパスポートの数字が多い(笑)

すみません、ちょっとパスポートの番号が違うのですが(; ゚Д゚)

 

Oh,本当だ!危ない危ない。

いや本当に危ないよ、そんなところで躓きたくないよw

間違ってたら再提出ですよ。

 

問診をして、先ほど別室で計測したデータを打ち込むと「じゃあ、このパスポートを受付に出してスキャンしてもらって」と難易度の高いお願いをされます。

 

受付にそれを伝えてコピーしてもらい待ちます。

 

 

そこから長い長い時間が経ちました。1時間30分も待たされたのです。

患者は入っては出ていき、受付の電話はしきりに鳴り、自分は終わってるのか?自ら行かないと次へ進まないのか。

あまりにも遅すぎて義父が聞いたりしてくれたのですが、まぁ待ってと言われます。

待てど待てど呼ばれることなく、とうとう最後の一人になりました。

 

前の患者ど長話していたドクターが少し息切れ気味に私を呼んで

じゃあそこに立って。(ドクターと向かい合わせ)

交互に片足立ちでキープ、片足立ちからかがんで爪先タッチみたいな運動能力をチェックします。

そして眼鏡をかけた状態で簡単な視力検査をします。

 

よし!これで全部終了だよ!!

 

って言った瞬間、いや待てよ。これさっき呼ばれたときになんでやらんかったん??

たったこれだけのことをする為に私は1時間30分も待たされたん?

生理痛で腰もお腹痛い中ただただストレスに耐えただけな気がします。

 

 

そして30か35€を払って健康診断書類にサインして終了。

漢字でサインしたので受付のお姉さんがうわっかっこいいサインね!って褒めてくれたので、アジア人だから順番後回しでいいわねっていうような嫌がらせはしてないんだなって感じました。

それにしても、長すぎましたこの健康診断。。。1時間で終わるような内容なのに、まぁ5件もたらい回しにあったのでやってくれてありがとうございます。みたいな謙虚な気持ち大事!(笑)

 

次回は申請編です。