【税関検査】日本から海外へ船便で荷物を送る【オーストリア】
コロナで日本へ帰国が出来ず(家族から自宅隔離拒否w)、帰る気満々だったので気が沈んでいた時に母が「今回は特別に母さんが全部お金出して荷物送ってあげるわいね」と、マジ神!!レベルに感謝し送って欲しい物を連絡します。
今までは私が品物代金と送料をオンラインバンクで母に入金して送ってもらってました(笑)
家族ケチ過ぎる。。。
コロナでオーストリアと日本の直行便はなく、EMSか船便しか選択肢はありません。
※2021年6月現在。SAL便は選択不可。
3月下旬に船便で12㎏近くの荷物、日本食や私が日本で使っていた頃の中古品等を送ってもらいました。
この時期はスエズ運河が封鎖されて問題になってた頃です。
発送が3月26日、その数日後無事にタンカーが動いてスエズ運河が開通しました。
来る日も来る日も追跡番号をリロードする日々。
5月26日。つ、遂に荷物がオーストリアに到着!!
丁度2か月!順調な船旅だったやん!
過去に船便で2,3回オーストリアに送ってたのでこのままスッと荷物が来ると思っていました。
しかし、1週間経っても全く更新される気配がありません。
そんな中Twitterで日本のご家族からEMSでオーストリアへ荷物を送ってもらった方が、荷物を受け取ったというツイートを見かけて追跡画像を送ってもらいました。
税関検査2分で通過しとるやんけ( ゚Д゚)
こんなÜberholen(追い抜きw)あっちゃいけん!!(笑)
私も過去に送ってもらった荷物はほとんど数分で税関検査を通過していました。
これは絶対なにかあったに違いない。と主人にちょっとメールで聞いてみてと連絡すると数日後に変化が!
さっそく更新された(^^♪
しかし、そこからまた更新が途絶えました。。。
そして数日後一通の手紙が私の元へ。
12000gの所にマークされてAVISO(意味は不明w)と書かれた送り状が同封されて届きました。
住所と荷物の重量が黒のボールペンで書き替えられてたので、これを見る限るコピーではなく日本の郵便局が送った現物に違いありません。
要するに、重量が一致しないのが問題?それともインボイス付いてなかった?
母は手書きで品物の金額や数量を記入していたので、それを見ながら郵便局員さんが全てパソコンで送り状を作成してくれました(打ち込みに2時間かかったそう。。。)
私は郵便局員の方が入力してくれたので、問題はないという認識でした。
とりあえず、母にLINEして問題があったことを報告しインボイスのコピーを写真で送ってもらい、税関に5枚のインボイスをメールに添付して送りました。
んー、ドイツ語分かんねーww
Google翻訳もぼんやり(笑)
まぁ完全に一致したってことでOKですね!早く荷物送ってくださいね~!
これからほぼ毎日Zoll(税関)とメールのやり取りをする日々が始まります。
結局何が問題で、荷物を送ってくれないのか答えてくれません。不親切にもほどがある。
税関曰く「2021年1月1日から通関電子データ送付義務があります!それが送られてないです!」と、わざわざ日本の郵便局のサイトの英語バージョンのURLをたくさん添付してきました(笑)
ぐぬぬ、なんて強気な態度。
「しかもこのフォーマットは2行品物の内容を書いたあとに"See the attached document"が普通なのに、なんでSee the attached documentしか書かれてないんですか!」って!
いや~31項目もあるからに決まってるじゃん。。。と、受け取り人からは何もできずに送り人じゃないと調査できないわ。
通関電子データが来てないわよ!の一転張りでこちらもどうやって電子データを今頃送信していいか分からず、国際郵便マイページサービスのフォーマットで偽装を試みようとします←
それだけ追い詰められてましたww
母に見て、これめっちゃ良く出来た偽装やろ!って写真送ると
「バカな真似はやめんさい!犯罪者になるよ!」って叱られます。
まぁ送り返されたらまた送ってね、って了承を得たので無事に犯罪者にならずに済みました。
本来ならば国際郵便マイページサービスを利用しなければならないのだけど、それを利用してなかったせいでこんなメンドクサイことになったんだなって思います。
結局どうしていいか分からず、送って貰った郵便局に母が向かってLINE電話で局長と話すことになりました。
郵便局の認識としては、通関電子データの利用は今はアメリカだけで郵便局員が作成したフォーマットでフランスやドイツでもちゃんと荷物が届いていて、まず送り返されたことはない。と主張してました。
一応こちらでも川崎で調査するようメールしております!本当にご迷惑をおかけして大変申し訳ありません!って言われて、安定の日本の謝罪を聞けて何故か安堵(笑)
まずオーストリアは謝罪がほぼない国。謝りすぎもよくないけど、謝らなすぎ!!
そして、電話の内容を主人にメールしてもらいました。
そして期限の6月29日がやってきました。。。
私の荷物は日本に返送されるのでしょうか。。。
よっしゃあああああああああああああああああ!!
勝った!この勝負勝った!!
もしかして日本に向けて発送?とかっていう心配。
Sendung Zollfrei(免税)!!
そして次の日、仕事から帰ってくると丁度ポストが!
あなたに荷物があるわよ~と、ヘビースモーカーのおばちゃんが言います。
もしかして何か支払いはありますか?( ;∀;)
ないわよーサインだけして。
GOTT SEI DANK!!!(良かった!!)
無事に荷物受け取りました!
中身も何も壊れてないし完璧でした!
底から開封された後がありましたが、開封した時にはすごくまさぐられたような跡はありませんでした。本当にただ開けただけの感じでした。
じゃあこの1か月何だったんだよ!何も問題なかったじゃねーかよ!!( ゚Д゚)
って思う気持ちもありますが、なによりも荷物が無事に届いた安心と中の品物を見ると自分が頼んだものだけど母への感謝の気持ちで一杯でした。
主人には手紙があったけど、俺にはないんかーい!!
以上、長くなってしまいましたが国際郵便マイーページサービスは必ずと言って良いほど利用した方がスムーズに荷物が届きます!