【Marillen】海外で杏仁豆腐を作る【オーストリア】
ふと、豆腐は作るの2日掛かりでなんか面倒くさいなぁ。杏仁豆腐。。。。
そう。なんか杏仁豆腐が食べたくなってきました(笑)
日本にいた頃はコンビニやスーパーで手軽に買えてた杏仁豆腐。
そしてどうやって作るのだろうか?と興味がわいてきましたww
普通なら断念するのに。
日本の杏仁豆腐はまずアーモンドが使われてるそう、ちょっとそれ杏仁豆腐じゃないじゃん。あーもんどうふやん。
杏仁豆腐の本格的な作り方は杏仁霜(きょうにんそう)とやらが必要らしい。あんにんしもって読んでしまいがち(笑)
杏仁霜とは、簡単に説明するあんずの種の中の仁(じん)と呼ばれるものを粉末にしたものらしい。
あんずの種の中の仁。。。
これもしかして、オーストリアが今から旬になってくるMarillenの種でできるんじゃね?!?!?
さっそく買って参りました。
オーストリアのMarillenのシーズンは7月下旬で、今はイタリア産やスペイン産しか売ってませんでしたがBIOで500gの売り出して1.99€でした(260円くらい)
1つ味見してみると甘くてほんのり杏子の香り。。。
日本のものと品種が違う?みたいで、日本のものは酸っぱいらしいです。すみません、日本のあんずを食べたことがなくて比較ができません。
500gで12個入っていました。
私は杏子の種に用があるので、実の方は瓶にシロップを入れてシロップ漬けに。いつか食べてあげます、今は用はありません(笑)
この杏子の種はめちゃくちゃ固いらしくて、横から割ると仁が取りにくいらしい。
種のくぼんだ方からマイナスドライバーかたがね、ノミ等を用いてハンマーで割ると上手く縦に割れるとネットに書いてありました。
なんか手があんずの種を持ったり、たがね持ったり、ハンマー持ったりすると手が3つくらいいるような作業だったんでコンクリートからハンマーで叩いたら綺麗にパッカンとアーモンドのような中身が現れました。簡単に割れるじゃんww
12個中1つは仁がミイラみたいに干からびていたので計11個の仁をGet!
クックパッドで簡単そうなレシピを見かけたので、こちらを参考に作っていきます。
・杏子の種の仁 8つ
・水200cc
・牛乳200cc
・生クリーム100cc
・砂糖40g
・粉ゼラチン 5g
※ただ、注意事項として仁を数分煮るだけでは無毒化できないと内閣府食品安全委員会が警告しているので、下のリンクを貼っておくのでよく読んで、杏仁豆腐作りはあくまでも自己責任でお願いします!!
自分で自己責任を取るのでさっそく杏仁豆腐を作っていきます(ドキドキ)
レシピは仁は8つでよかったのですが、日本の仁よりすこし小さめだし3つ増えたところで大して変わらないよね☆って思って11個を200㏄の水に5~7時間漬けておきました。(本来は一晩がベストらしい)そして、漬けておく水は捨てずに取っておきます。後でミキサーに一緒にかけます。
水に漬けておくことで、ナイフで皮に切り込みを入れると爪でツルンと向けます。
皮は捨てて、仁と漬けておいた水をミキサーに粉々になるまでかけます。
今のうちに粉ゼラチンを水でふやかしておきましょう。
ミキサーの大きさに対して容量が小さいのでなかなか種が粉砕できないのでしっかりミキサーを掛けましょう。
これが杏仁水です。
杏仁水を茶こしまたはガーゼ等を用いて仁の粕を濾します。舌触りに多大なる影響をもたらすので絶対に濾した方がいいです。
鍋に、濾した杏仁水、生クリーム、牛乳、砂糖を入れて80度まで上げます。沸騰はさせちゃだめです。
80度になったらふやかしておいた粉ゼラチンを投入し、しっかり溶かします。
冷やして固まったら完成!!
ものすっごい杏仁臭。。。これは8つで止めておけばよかった(笑)
でも、美味しい~懐かしい杏仁豆腐の味がする~。声を大にして言いたい。
めっちゃ杏仁豆腐!!!
ちょっと後味の苦み?えぐみ?が気になるので、次回は仁は8つでまた作りたい。