オーストリアの片隅で

オーストリア人と日本寄りの生活 in NÖ

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なるような情報を発信が出来るようゆるく更新していきます。

【ライ麦】オーストリアでパン作り【スペルト小麦】

突然ですが、義父はビーガンです。(肉、卵、魚、ミルク等食べない飲まない)

あとは生粋のBIO(オーガニック)信者です。

BIO大好き!まぁ、本人がBIO農家やってるくらいなので当然ですが、本人が消費したり買いに来る人に対してやってる農業なのでどこかに卸したり等はしてません。昔はやってたようですが。

 

 

そんな義父ですが、昔からパン作りが上手だったと主人が言っておりました。

確かに最近やたら香ばしい匂いが漂ってました。

簡単だから1度作ってみたらいいとガラス製のパウンド型を貸してくれました。

最初は義父が教えてくれたメモを見ながら作ってみたのですが、何もかも全部間違って気泡だらけのパンになってしまいました(笑)

メモに500gに対して500mlの水って。私も普段自分でパン捏ねて作ってるので、ちょっと多すぎでしょwwって最初は半分の水しか入れませんでした←

後はガラス製なので焼く時はオーブンは予熱なしで0度からスタートすること。私はそれを知らずに予熱してから焼いてしまいました。色々失敗を重ね遂に義父のレシピを把握!

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義父のパウンド型の容器返却しちゃったので、少し平べったいガラスで焼きましたがしっかりパンです!(当然)

 

このレシピは普段手ごねで作ってる私からしたら、拍子抜けしてしまうほど簡単です。

ただ、普通の小麦粉や強力粉で作ると微妙、失敗するかもしれません。やったことないので何とも言えませんが、ライ麦または全粒粉スペルト小麦の使用をオススメします。

ドイツ語でライ麦はRoggenmehlでスペルト小麦はDinkekmehlです。それが全粒粉になると頭にVollkornと付きます。

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今回は100gをVollkorn Weizennehl(全粒粉小麦粉)にしてみます。

前回パン作ったときにライ麦全部使ってしまったので。

 

材料

ライ麦粉または全粒粉スペルト小麦 500g

塩 2EL (大さじ1+半分)多く感じる方は大さじ1で大丈夫だと思います。

イースト 1/4(10gくらい)

水 500ml

はちみつ 1EL

お酢 2EL

パンスパイス 2TL(小さじ2)

 

上記が通常のレシピですが、今回は生クルミとアーモンドパウダー大さじ1ほど入れてみます。

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①500mlの水を30度くらいに温めて1/4の生Germとはちみつ大さじ1、お酢大さじ2を入れてかき混ぜておきます。

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はちみつ(大さじ1)
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お酢(大さじ2)

何故お酢?って思うかも知れませんが保存を長くする為のものらしいです。パン自体は酸っぱくならないので御安心を。

 

 

②500gに粉類を計量し、塩2EL、パンスパイス2TL(お好きなナッツ類)を入れてよくかき混ぜます。

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400gは全粒粉スペルト小麦、100gは全粒粉小麦粉です。
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塩(大さじ1+半分)

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パンスパイス(小さじ2)

③生イーストを入れた水の表面に泡が浮いてきたら準備は完了。底に沈んでるイーストをしっかりかき混ぜて、粉類の中心に作っておいてそこに投入します。

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④ここで混ぜない!30分待機!!理由はイーストが周りの粉類を食べるからだそう。

⑤30分経ったらスパチュラで粉けが無くなるまで混ぜます。ベチャベチャですが心配無用です。捏ねる必要がないので2分くらいで済みます。

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⑥ひとまとまりになったら布をかけて30分待機。その間にガラスの容器にひまわり油(サラダ油でも可)を塗って全粒粉小麦粉(小麦粉ならなんでもいい)を付けておきます。これをすることで、焼いたあとにパンがスルッと取れます。ガラスに着いた粉も簡単に落とせるので後片付けがむちゃくちゃ楽です!

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⑦生地をゆっくり型に入れる。この時スパチュラで形をペチペチ整えといた方がいいです。そして冷えきったオーブンに入れて200度に設定し35〜45分ほど焼きます。ご家庭のオーブンで様子見で焼いてください。

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30分経った生地。びろーんってなってる(笑)

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ガラス容器なので熱が伝わりにくく、0から温度が上がるので温まりながら焼くのでいい感じに発酵されてるようです。

⑧クーラに乗せて完成!

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型に流したまんまの状態で焼いてしまって右肩上がりに(笑)

スパチュラでぺちぺち叩いて形を整えておくのはこうゆうのを防ぐため。

 

写真と作り方を書いていくと⑧工程もあるのかと思われるかもしれませんが、実際は計量+待つ30分×3で出来てしまうのでズボラにはもってこいのレシピです!