オーストリアの小麦粉について【Type 700は強力粉にあらず】
前回ヌードルメーカーを購入した記事を書いたのですが、日本のレシピを真似してるのに作って茹でても「うわー!美味しい!」って思える麺が作れなくて困っておりました。
多くのヌードルメーカーのレシピには強力粉が使われています。
日本とオーストリアでは小麦粉の選別方法が異なるのです。
こちらのブログに種類について詳しく書かれています。
日本の小麦粉はグルテンの粘りで分けられているけど、オーストリアの小麦粉はミネラルの含有量で分かれているそう。
私は単純にプロテインの量(Eiweiß)のパーセンテージだけでType700を強力粉として買っていました。パンを焼く時もType700で上手く焼けていたので勝手に強力粉だと判断していました。Type700のEiweißの含有量は大体10~13%あります。
しかし色々なWeizenmehl(小麦粉)Type480のEiweißの含有量もType700もさほど変わりがないのです。(9~12%ほど)
つまりType480は薄力粉、Type700は強力粉と思うのは間違いなのです。
やっぱり同じことを思った方がいらっしゃいました!
私はこちらの方のブログを参考にしてラーメンの配合を変えました!
とても詳しく調べてらっしゃって、なおかつラーメン作りを成功されている!!
めちゃくちゃ感謝しました。
そして私の配合ですが、
Hartweizen 120g
Dinkelhehl 155g
Weizenmehl(Universal)25g
かんすい 3g
塩 3g
水 90~100ccくらい(一番大事な部分なのにw)
こちらもオススメのレシピ↓↓
Roggenmehl 50g
Weizenmehl(Universal) 50g
Dinkelmehl 100g
Hartweizen 100g
塩 3g
かんすい 3g
水 90~100cc
水は様子見でちょろちょろ足してください(笑)
最初に作った麺に比べてだいぶマシな味になりました!
この量で3人前の麺が作れます。
製麺後はコーンスターチ(Meisstärke)を振って、キッチンペーパーに包みタッパーに入れて冷蔵庫で3,4日寝かせてから茹でます。
1.6㎜の角型アタッチメントで大体2分ほど茹でてます。
是非とも!とは言いませんが、もしオーストリアでラーメン作りに困っている方の参考に慣れればうれしいです。