【申請&受取】オーストリアで日本の運転免許証書き換え
前回の記事はこちら!
今回は申請&受取編です。
書類は全部揃って、もう何も文句言われないわってくらい気合いと楽勝でしょ♪ってノリノリでBezirkshauptmannschaft(通称BH)に主人の運転で向かいます。
運転免許証切り替えのアポイントは既に取ってあるので来館はスムーズです。
そしていざ全種類を提出!
チェックしてくれる女性スタッフ。
( *´艸`)フフフ、免許証いつ届くかな~
この書類は正式な書類じゃないから受付られないわ。
!?!?
あの、それ、日本大使館で発行してもらった運転免許証抜粋証明書ですが何か?あ、あれ?
一番自信あるやつに限って何かといちゃもんをつけてくるオーストリア←
いやいや、これ日本大使館が作成した証明書ですよ?公式も何も超公式ですよ!
「申し訳ないけど、日本の運転免許証は公式の日本語とドイツ語の翻訳者に翻訳してもらって。はい、これリストね。」と3人くらいの翻訳者の紙を印刷して渡してきました。
待て待て、全日本人が日本大使館で運転免許証抜粋証明書作成してもらって運転免許証を切り替えしてるのに、受け付けられないって話聞いたことないぞ!!??と、パニックになりながらも「すみません、大使館に電話してもいいですか?」
「ええ、もちろんいいわよ。」
「もしもし、以前そちらで運転免許証抜粋証明書を作成してもらったのですが公式の文書じゃないからとかの理由で受け付けてもらえないのですが。。。」って緊張してどぎまぎしながら説明すると、大使館側が「あの、ちょっとそれはどうゆうことですか?」
私もどうゆうことですか?って逆に聞きたかったのですが、「ちょっと何で受け付けてもらえないのか理解出来ないんで向こうと話してもらえませんか?」と尋ねると取り次いでくれました(´;ω;`)
日本大使館超超お優しいいい!
大使館スタッフと話をする女性スタッフ。
私の携帯でかけながら同僚の元へ行ってしまいます。
5分ほど話して大使館側と話が着いたスタッフが私に携帯を返します。(いや、切る前に代わって欲しかったけど!)
ちょっと他へ電話で確認するからと言われて10分ほど外で待機し、また中へ案内されます。
「とりあえず、申請はするわ。ただ、法関係の専門的な人が会議中らしく電話に出れないからこの書類が公式の書類と受け付けられるか分からないわ。」
となんとか申請までこぎ着けました!
私の運転免許証と運転免許証抜粋証明書を除いては(おーい!!)
ちなみに申請時にパスポートサイズの写真が必要なのですが、3ヶ月以内に撮られたもの。私が持ち込んだのは3年前くらいのガッチガチに決めた写真(笑)
髪型は少〜し似てるけど髪の毛ちょっと茶色(今は漆黒ですw)なのに、髪型違うわよ。とか、いつ取ったの?日付書いてないじゃない等、一切突っ込まれることなく紙に貼り付けていましたww
そこのチェックは甘いんかーい!!
話は戻りますが、何故私の運転免許証抜粋証明が受け付けてもらえなかったのか?
主人曰く、俺は女性スタッフの言ってることも分かると。
例えば貧しい国とか情勢が不安定な国は信用できない。(西側とか中東ら辺)だから大使館でもその国の人同士の翻訳だから偽装も不可能ではないからって。つまり自国民には甘い的な。
日本ってもっと世界から信頼されてる国だと私は勝手に思い込んで、自信を持ってました。
外国からすれば日本というただの国の1つ。
いや、日本なんだから信用してよね!って言いたいけど解ってもらえないよね。
でも主人も、いや〜なんか〜おかしい~。だって日本だよ!中東の国と比べたらマシくらい分かるやーん、頭固い。って言ってました(笑)
とりあえず申請だけして60.50€のお支払い。
もし受け付けれるようだったら封筒渡すから、ここのポストに日本の運転免許証と抜粋証明書いれてね。
ちゃっかり隠し撮りw
後から思ったのですが、ダメなら日本の運転免許証と証明書取りに行けばいいことだから最初から受け付けてもらえる前提で渡しとけばよかったと思いました。2回も結局行く羽目になるので。
夕方女性スタッフから電話があり「本当に申し訳ございません!日本大使館の書類はOKでした!」って何回も謝っていた(笑)
あの滅多に謝らないオーストリア人が!
専門家に確認したら「日本大使館が作成した翻訳書類はOKに決まってるじゃん」とまで言われてしまったらしい。
まぁ私が住んでいる地域では10年振りに日本人が(私)運転免許証の切り替えにやって来たので、その10年の間に人も代わり女性スタッフもマニュアル通りの対応をしたまでなのです。
早くて2週間で運転免許証は郵送で届くわ!って言われて待つこと2週間。。。
免許証が全然きゃーせんのじゃけぇ。
腹が立ってついつい地元の言葉が←
まぁクリスマスと正月挟んだから休み明けから2週間だよね~
いつ来るんや。。。
主人に電話してもらって確認すると、いやー今ロックダウン中だし私もホームオフィスだから今全然わからないわ~また2週間後に連絡してもらえる?
2週間後、再度電話。
うーん、まだ分からないわ、ちょっと電話して聞いてみるわ。
いや、もっと最初から早くに電話して聞いてもらえんかったん?w
1週間後電話が!
「私も何回も電話かけたわよ!あと3~5日で届くはずよ!今免許欲しければここへ来なさい、仮免許発行してあげるから!」ってノリノリで電話かかってきたっぽい。
主人の電話で相当ストレスを抱えてやっと解放された感丸出しだったらしいが、本当にオーストリアの役場というものは。。。
やはり交通局が遅かったみたい、BHの方がやってと言ってきて発行した感じ。ほんと緩いわ~悪い意味で!
そして電話受けて3日後、郵送で無事免許証を受け取りました!!
(12月21日に申請して、発行されたのは2月15日(笑)届いたのは2月17日です。)
有効期限はなんと15年(笑)
9.は運転できる種類
10.は取得年月日
最初はAT限定の普通免許取得したのですが、その後AT限定400㏄自動2輪、そして中型免許(小型トラック運転)を取得しましたが全て最初の取得日に統一されています。
12.の01は眼鏡、06はコンタクトレンズの意味でつまりどっちか身に着けとけよって意味らしいです。
そして謎の79.03と79.04ですが、こちらにはAT限定の自動2輪の種類が無いらしく3輪車つまりトライクが乗れる枠に入れました(?)
03がトライクが乗れる、そして04が最大許容総重量750kgのトレーラーを備えた三輪車が運転できる、つまりサイドカー付きで乗れる。いや、乗らんけどね。
とまぁ色々大変でしたが、運転免許証待てど待てど来ない人はとりあえず電話、しつこく電話することをお勧めします。