オーストリアの片隅で

オーストリア人と日本寄りの生活 in NÖ

オーストリアでのワーホリ(ワーキングホリデー)を申請する方や

国際結婚等考えている方や、将来移住を考えている方たちの参考に

なるような情報を発信が出来るようゆるく更新していきます。

【オーストリア版NHK】GISの受信料を払いたくない【KRILLIT】

引っ越しが終わって1か月した頃です。

 

私宛にGISと書かれた1通の封筒が来ました。

 

いやー聞いたことないし身に覚えないんだけどなんなんだろう?と主人に見せると

「あー、これは払いたくないやつ。。。」

といいます。

 

私もあまりドイツ語理解できてないのですが、登録用紙と返信用封筒も入っていて、1年で300€近く支払うようなシステムでした。

返送が無かったら、違反とみなされて罰金を払うシステムでした。

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Gebühren Info Service GmbH

まぁうちテレビはあるけど国営放送とか公共放送見てないんですよねー(本当に)

いつもNETFLIXYouTube

はっ!まるでこれはオーストリア版のNHKじゃん!!!

私も独身時代にNHKと揉めたじゃないけど、一人暮らしをしていた時に3か月分まとめて徴収されていて、私は1か月しか住んでなかったから残りの2か月分のお金返して!!って連絡した覚えが。。。もちろん返金されましたけど。

 

そもそもラジオ代も取られるんかい。

Ö3 Radioは稀に聞くけどネット経由でJBLスピーカーから流して聞く感じです。

不思議なことに、ラジオとテレビがあったらお金取られるのにインターネットで見たり聞いたりする分にはお金掛からないらしい。

 

あーやだやだ無駄なお金払いたくない!引っ越ししてお金すっからかんなのに!

しかも家主は主人だし、何で日本人の嫁の私宛に来たの!?

まずそこが理解不明!!外国人だからドイツ語の文章読めないだろうからって黙って代金払っとけってやつか!?そうですけどね!!(言いがかり)

 

NHKだとテレビ持ってません。とか、うちはNHK見てないからとか駄々こねると受信料回避できるみたいですが、こちらに拒否権は一切ありません。

確か払わなかったら罰金2200€くらいでした、高杉な。

1回目の手紙無視したので、2通目は罰金の勧告の手紙でした。脅しが過ぎる(笑)

 

まぁテレビ持っていなかったり、テレビではなくモニターの場合は免除らしいです。

もちろん中に入って本当にテレビが無いかチェックされたりする場合もあるそうです。

うちの甥っ子も引っ越しした後にGISから連絡があって「家にはモニターです。テレビじゃないです。」って伝えたら、そのモニターを買った時の領収書を見せろということで、pdfか何かで送って無事免除となったそうです。

 

うちのテレビはちゃんとチューナーが入ったれっきとしたテレビ、もう拒否権が発動できません。国営放送は見てないのに払うもんか!!

主人もこうゆう無駄なお金払うのが嫌なので色々調べるとKRILLITというサイトを見つけました。

TV Tuner Ausbau - wir machen jeden Fernseher ✘ GIS-frei | Krillit

(ドイツ語と英語です)

お値段180€します。。。

会社にテレビを持ち込んだりすると少しは安くなるのですが、ウィーンから遠路はるばる来られるので出張費も含まれています。

ぐぬぬ、高い。。。。

けど毎年300€死ぬまで払い続けるよりかは、180€バンっと1回払ってGISから永久解放される方がマシということで連絡することにしました。

 

数週間後小さなリュックを背負った男性が1人やってきて主人と2人でテレビをひっくり返してチューナーを外しました。

流れとしては最初に家のテレビがちゃんと動作するかチェックします。

チューナーを取った後に電源を入れて何か問題があれば会社が保証してくれるそうです。

そしてブランケットの上にテレビを置いて後ろのねじを外して中のチューナーを外しました。

蓋閉じて、テレビが動作するかチェックして終了。

 

 

えっ、そんなねじで簡単に取れちゃうの!?はんだこてとかで外すんじゃないの!?

どうりで身軽・・・!!

こんなことで180€かーいい商売やなーなんて思いながら見ていました。

主人がタブレットでチューナー外したことについてのサインやメールアドレス等を入力してくれました。

一応私宛にGISが書面で送ってきたので、サインや名前は全て私ので登録記入をしました。

もしこれで主人の名前だったりしたら、本人じゃないから払えって言われることも想定して。この一連の流れは3、40分くらいで終了。

メールにてKRILLITの契約用紙をpdfでその場ですぐに送ってくれて、もしGISがチェックしに来たらこのpdfを見せるだけでいい、中に入って来ささなくていいということでした。

 

いつGISが来るのかというと、家に人がいる時間帯らしいので大体夜間って聞いてたのに朝9時から来られました(笑)

その時主人が対応したのですが、威圧的な態度もなく「チューナー外しました。」とだけ伝えてpdfの確認も無く「あ、そうですか。分かりました。」とさっさと帰っていきました。報復がないことを祈る←

 

KRILLITの人の話によれば、家電量販店(Mediamarkt等)でテレビを買ったらGISに連絡を入れるって話があったそう。テレビ到着の翌日にはGISが来て、はいテレビありますね、契約ね!って押しかける悪質な手口も中にはあったそうです。。。おお怖いオーストリア。。。

 

と言うわけで、テレビマジで見ない!お金節約したいって人にはこちらの会社おススメします。