【海外で引っ越し】オーストリアで引っ越し【DIY】
前回のアパート探し編はこちら。
引っ越し当日。
の前にこちらの引っ越しと日本の引っ越しはもう別物と考えていただきたい!
こちらにも引っ越し業者自体は存在してるけど、日本みたいな手厚いサービスなんてほぼゼロと考えていただきたい。破損は覚悟。そしてお金がない私たちは主人の兄の会社のバス(デカいワゴン車)を借りる予定でした。
そして引っ越し当日「あー。ちょっと今日バス借りれんわー」
えーそんなんある!?もう全部片づけたよ!?
もう半泣き状態の私。一刻も早くここから出たいのにまたいつになるやら(´;ω;`)
主人が友人に電話「ちょっと兄貴バス借りれんくなったんだけど、お前の会社のバス借りれるー?」
「あー、大丈夫よ。3時から行くわ」
えっ、そんなフットワーク軽い!?
そして主人、甥っ子、友人、私で引っ越し作業が始まりました。
大物はテレビ、ソファ、冷蔵庫、ベッド、洗濯機、クローゼットです。
今回キッチンが無かったので助かりました。
え、キッチンを引っ越しするって?
日本の家やアパートならもうキッチンなんて固定!ですが、こちらは持っていけます(笑)
アパートによっては前の住人から引き継ぎまたはキッチン置いていくから少しお金くれない?というような交渉が主流なようです。
私たちのアパートも前の住人からキッチンいる?と聞かれましたがL型でめっちゃ棚まみれ、ブランド品ということで5000€を提案されました。そんな金出せれんし、好きじゃないキッチンは買いたくないということで断りました。
バスを3、4往復してようやく全ての大物家具を運びだしました。
あとでまた来て必要な小物類は取りに行ったりしましたが。
まず家具を解体するのにも時間が。。。もうこれよく男3人で片付いたなって思いました。
まぁ私の荷物と言えば服くらいなもんでスーツケースと箱2つもあればほとんど済みましたw
次の日から着々とベッドやクローゼットの組み立てや、新たに届いたIKEAの椅子やテーブルの組み立ててある程度は生活できるようになりました。
もちろんキッチンが来るまで飲み水や洗い物は全て洗面所からでした、まぁ飲料水ですからね(笑)
キッチンなしだけど、活躍したカセットコンロ。インスタントヌードルずるずる。
クライマックスはキッチンです。
キッチンを組み立てて(キッチンて組み立てるって言う?w)ようやく本来の生活ができるって感じ( ;∀;)
引っ越し当日バスは借りれなかったけど、お兄ちゃんがキッチン作りを手伝いに来てもらいました。大工なんでツールがしっかり揃ってます!
そして大工友達がメインでやって150€のお支払い。本当にめっちゃ安いです!IKEAに頼んだらいくら取られることやら*1
キッチン土足はご愛敬!!wwwwもちろん、あとでしっかり掃除しました。
完成!!
吊戸棚がこちらでは主流なようですが、私たちはミニマリストを目指すためにオーダーしませんでした。
見るからにパントリーがパンパンなのがバレバレですが(;^_^A
実はこのパントリー元々は壁でした。
そう壁も開けてます。。。
前の住人はL型のキッチンにしたかったらしくアパート建設時にパントリーの入り口を変えてもらったそう。日本だったらそんな融通聞かんのに。。。そして、我々はそこに入り口いらんのやけど!!
本来のオリジナル設計図通りのドアです(笑)
カーテンレールを取り付け。
3mのカーテンを切断しアイロンテープでひっつけ裾上げ(笑)
わー、大分寸足らずwwwww
引っ越しが完了したところで、色々手を加えて自分たち好みの住居にしていくのがオーストリア流の引っ越しです。まだまだDIYするところがたくさんあります。
引っ越しを手伝ってくれた主人の友人やキッチン作りを手伝ってくれたお兄ちゃん、壁に穴やカーテンレールを取り付けるのを手伝ってくれた友人。こちらでは人と人との繋がりがいかに大事かよくわかりました。
*1:+_+